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auでんきは高い?デメリットや口コミ・評判を徹底解説

auでんきはKDDI株式会社が運営している新電力会社です。北海道から沖縄まで全国展開しており、知名度の高さからも人気となっています。

電力会社おすすめランキングでは常連ですが、中には「auでんきは電気料金が高いって聞いたけど本当?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、auでんきの料金プランやデメリットなどについてもわかりやすく解説。口コミや評判が気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ユーザーであれば、電気代の見直しのためにもまずは検討してみるのがおすすめです。

auでんきとは

auでんきは、auのスマートフォン光回線/UQmobileのユーザー向けに作られた新電力サービスです。

電力自由化当初はKDDIが直接運営していましたが、子会社にあたるauエネルギー&ライフ株式会社を設立し、2022年7月からはauエネルギー&ライフ株式会社が事業を引き継いで運営しています。

他の新電力と同じように電気の品質が変わるということもなく、切り替えに関して費用なども一切かかりません。

利用額に応じて自動的にポイント倍率が変更されて付与される仕組みになっているので、一度手続きしてしまえば面倒な処理はほとんどなく利用することができる新電力サービスです。

プランは少ないですが、その分シンプルでわかりやすいプランになっているのもauでんきの特徴です。

auでんきの基本情報

社名auエネルギー&ライフ株式会社
所在地東京都千代田区飯田橋3-10-10 ガーデンエアタワー
設立2022年4月6日
解約手数料無料
支払い方法クレジットカード・口座振替・窓口支払い
業務内容電力小売事業の運営
auでんき公式サイト
目次

auでんきの料金プラン

auでんきの料金プランは基本的にはでんきMプランがメインです。公式サイトでもでんきMプランが真っ先に紹介されており、こだわりがある人向けのプランともいえます。

auでんきの料金プラン
  • でんきMプラン
  • ecoMプラン
  • オール電化プラン

今回はでんきMプランを中心に、家庭用である他2つのプランも併せて解説していきます。

基本的には迷わずでんきMプランで問題ないと思いますが、環境への配慮を考えたい場合や、引っ越し先がオール電化の場合は検討してみましょう。

でんきMプラン

でんきMプランは一般家庭向けとしてauでんきの最もスタンダードなプランとして紹介されています。

基本的にはプラン選びの必要がない、このでんきMプランを選ぶ人がほとんどです。

東京電力エリア契約アンペア数料金単価(税込)
基本料金10A286.00円
15A429.00円
20A572.00円
30A858.00円
40A1,144.00円
50A1,430.00円
60A1,716.00円
電力量料金~120kWh19.87円
120kWh~300kWh26.47円
300kWh~30.56円
最低月額料金235.82円
でんきMプラン – auでんき

東京電力の従量電灯Bに該当するプランで、基本料金も電力量料金も東京電力より若干安くなっているのが特徴です。

auユーザーで支払いをスマートフォンなどとまとめつつ利用でき、専用のアプリで使用状況なども逐一チェックできるので電気料金をうまくコントロールすることができます。

最大で5%のポイント還元はありますが、燃料費調整額の上限が廃止された点には注意が必要です。

ecoMプラン

ecoMプランは実質再生可能エネルギー100%で、CO2排出量を抑えることで環境に配慮することができる電力プランです。

また、電気料金の一部が環境保全活動に寄付されるのもポイントで、環境問題に少しでも貢献したいという人におすすめのプランです。

東京電力エリア契約アンペア数料金単価(税込)
基本料金10A286.00円
15A429.00円
20A572.00円
30A858.00円
40A1,144.00円
50A1,430.00円
60A1,716.00円
電力量料金~120kWh19.87円
120kWh~300kWh26.47円
300kWh~30.56円
最低月額料金235.82円

料金はでんきMプランとほぼ変わりませんが、ecoプランの場合は「auでんきポイントで割引」に申し込めないという差があります。

そのため、ポイント還元の分だけ電気料金としては上がってしまいますが、その差額分でCO2排出量を減らすための貢献ができるプランといえます。

環境問題は一人一人の積み重ねが大きな変化に繋がるので、少しでも貢献をしたいと考えているならecoプランですね。

オール電化プランS

オール電化プランSは東京電力エリア限定で、引っ越し先がオール電化の場合に申し込めるオール電化プランです。

2022年5月17日から受付が始まった比較的新しいプランで、条件は限定的ですが引っ越し先がオール電化住宅の場合は選択肢に入るプランの一つです。

東京電力エリア契約アンペア数料金単価(税込)
基本料金10A286.00円
15A429.00円
20A572.00円
30A858.00円
40A1,144.00円
50A1,430.00円
60A1,716.00円
電力量料金6時~翌日1時25.79円
1時~6時17.77円
最低月額料金235.84円

東京電力のスマートライフSに相当するプランで、料金的にも他のプラン同様に東京電力のプランよりも若干安くなっているのが特徴です。

オール電化の場合は特に電力の使用状況を把握する重要性が高いので、auでんきアプリで細かなデータが確認できるのは大きなメリットです。

元々オール電化を想定していないアプリのため、使えない機能もありますが、30分ごと電気料金がわかれば電気の使い方も考えられますね。

auでんきのメリット

auでんきのメリットは特に利便性に特化しているところで、面倒な手順や手続きがほとんど必要なくお得に使えるというのが全体的なメリットです。

その中でも特に大きなメリット3つを詳しく解説していきます。

auでんきのメリット
  1. 支払いをまとめられる
  2. ポイント還元率が最大5%
  3. 専用アプリで使用状況が一目瞭然

いくらお得でもあれこもれも自分でしなきゃいけないというのが煩わしい人にはぴったりですね。

支払いをまとめられる

auでんきのメリットのひとつに、電気代の請求がauの各種請求とまとめられる点があげられます。

auでんきに加入する人は既にauユーザーまたはUQmobileユーザーということもあり、スマートフォンや光回線などの請求日にauでんきの支払いが加算される形になります。

電気代と回線代が一つにまとまることで、固定費の管理が大幅に楽になるというのはありがたいメリットです。

また「ガス for au」で対象エリアであれば、ガスも併せて契約することも可能です。電気とガスを併せて契約することで、今以上にお得に使える可能性もあります。

支払いをひとまとめにできると管理が想像以上に楽になります。

ポイント還元率が最大5%

auでんきのもうひとつの大きなメリットは、最大で5%のポイント還元が受けられる点です。毎月の電気料金に応じて1%から最大で5%のポイントが付与されます。

付与されるのはPontaポイントで、提携店でのお買い物の際の割引などに使用可能です。

毎月の電気料金ポイント還元率
5,000円未満1%
5,000円以上8,000円未満3%
8,000円以上5%

電気料金は基本料を含め地域電力会社とほとんど差がないため、料金面はお得になるとは言えませんが、5%のポイント還元はかなり大きなメリットといえます。

毎月10,000円を超える電気代の場合、1ヶ月で500ポイントの還元がある計算です。

「auでんきポイントで割引」に登録する必要があるので忘れないようにしましょう。ポイントを加味して考えれば、auでんきは十分電気をお得に使える新電力会社といえるでしょう。

月々の電気代がほぼ8,000円を超えている家庭かつauユーザーがいれば、切り替えも検討してみましょう。

専用アプリで使用状況が一目瞭然

auでんきには「auでんきアプリ」という専用の無料アプリが用意されています。月々の電気料金や利用明細などはこのアプリで簡単にチェックすることができます。

auでんきアプリでできることは以下の通りです。

auでんきアプリの主な機能
  • 一日単位で電気料金をチェック
  • プッシュ通知で電気代の利用状況をスマホ上に通知
  • 現在の利用状況から当月の電気料金予測
  • 明細書がいつでもチェック可能

基本的に電気に関する様々な情報をまとめているユーザーページになっており、利用状況が一目瞭然かつ細かな管理に向いているアプリになっています。

他にも、1,000円利用ごとに回せるガチャでお得なクーポン券が当たったり、最新家電との比較シミュレーションができたりという点も魅力的です。

auでんきアプリのコンテンツが面白くて、毎日チェックしているという口コミも多数ありました。

auでんきのデメリット

auでんきはメリットも多くありますが、デメリットともいえる注意しておくべきポイントもいくつかあります。

あらかじめ把握しておけばトラブルになる可能性は少ないですが、知らずに契約してしまうことがないようにしっかりと確認しておきましょう。

auでんきのデメリット・注意点
  • auユーザー以外にはメリットが少ない
  • 必ず電気代が安くなるとは限らない
  • オール電化用住宅には不向き

auでんきの特徴を知って契約しようと思う人であれば、問題にならないデメリットがほとんどともいえます。

auユーザー以外にはメリットが少ない

ポイントの還元に関してはauユーザーでなくとも変わりはありませんが、スマートフォンなどの料金と支払いはまとまめられないため、メリットがなくなってしまう可能性があります。

元々支払いが別々になってしまっても問題がないという人であれば、ほとんど影響はありませんが、auでんきの大きな特徴なので、メリットとしては薄まってしまうでしょう。

ポイント還元率は大きいですが、そもそもの電気料金は地域電力会社とほとんど同じため、支払いが安くなる訳ではない点が主なデメリットです。

貯まったポイントは電気料金の支払いに使うことができないという事情もあり、Pontaポイントを日常的に使っている人でなければあまりメリットになりません。

そのため、auユーザー、UQmobileユーザーでなければ他の新電力会社を検討した方がお得になる可能性があるのは事実です。

auでんきを検討している人はほとんどがauユーザー、UQmobileユーザーなのであまり問題にはならないデメリットですね。

必ず電気代が安くなるとは限らない

新電力は従来の地域電力会社よりも安いというイメージが強いですが、auでんきの場合は必ずしも安くなるとは限りません。

東京電力と比較すると、基本料金は同額、従量料金はわずかにauでんきが安いですがその差はほとんどないといえるでしょう。

電力会社auでんき東京電力CDエナジーダイレクト
基本料金30A:858.00円
40A:1,144.00円
50A:1,430.00円
30A:858.00円
40A:1,144.00円
50A:1,430.00円
30A:802.98円
40A:1,070.64円
50A:1,338.30円
従量料金〜120kWh:19.87円
121〜300kWh:26.47円
301kWh〜:30.56円
〜120kWh:19.88円
121〜300kWh:26.48円
301kWh〜:30.57円
〜120kWh:19.78円
121〜300kWh:25.47円
301kWh〜:26.38円
30A/200kWhの
場合
5,360円/月5,362円/月5,214円/月
50A/450kWhの
場合
13,163円/月13,167円/月12,253円/月
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

とにかく電気代を安くしたいという方は、当サイトおすすめのCDエナジーダイレクトなど他の電力会社も視野に入れてみましょう。

燃料費調整額は変動していくため、常に今回のようなケースになるとは限りません。しっかりシミュレーションしたうえで検討しましょう。

オール電化住宅には不向き

auでんきのオール電化プランは、東京電力エリア内のオール電化住宅に引っ越しした際にのみ申し込めるオール電化プランのみです。

かなり限定的なプランとなっており、現在すでにオール電化の住宅に住んでいる人がauでんきのこのプランには切り替えができません。

できたばかりのプランということもあり、今後内容や申し込み条件が変更されていく可能性も十分にあるので定期的にチェックしてみましょう。

電力会社CDエナジーダイレクトHTBエナジー東急でんき
基本料金(税込)
東京電力供給エリア
1kVA:286円
6kVA:1,716円
10A:458.33円/kW(実量制)1kVA:257円
6kVA:1,542円
電力量料金(税込)
東京電力供給エリア
6-25時:25.80円
1-6時:17.78円
6-25時:25.28円
1-6時:17.78円
6-25時:25.69円
1-6時:17.67円
おすすめポイント・ポイント還元あり
・家族割がお得
昼間の料金がお得・特に基本料金がお得
・東急グループ特典付き
対応エリア東京電力東京・中部・関西
中国・四国・九州電力
東京電力
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

オール電化プランがあるおすすめの電力会社はこちらの記事で紹介しています!

関連:オール電化におすすめの電力会社!料金プラン比較ランキングも紹介

auでんきに関するよくある質問

auでんきの電気料金は東京電力と比較して安い?

基本料金は東京電力と変わりませんが、電力量料金がそれぞれの段階で若干安くなっています。

auでんきのメリットは?

基本的にauユーザーかUQmobileユーザーが加入することもあり、通信費と電気代が一つの請求になるため管理しやすくなるのがメリットです。ポイント還元や専用アプリも評判がよく、メリットの一つといえます。

auでんきの申込方法は?

公式サイトの申し込みボタンから案内に従って必要情報を入力すればすぐに申し込みが完了します。その際にauIDなどが必要になりますので、確認しておきましょう。

auユーザーでなくとも申し込みはできる?

auやUQmobileユーザー向けのサービスではありますが、ユーザーでなくとも申し込みは可能です。

auでんきの料金が急に高くなったというのは本当?

燃料費調整額の上限が廃止された影響で、燃料価格が高くなっている場合に燃料費調整額に上限がある電力会社と比較すると高くなるケースもあります。

まとめ

今回はauでんきのメリットやデメリット、口コミからわかる評判などについて詳しく解説しました。

大きなメリットは最大5%のポイント還元やなどを含めてお得に電気が使えることや支払いをauのスマートフォンなどと一括に出来ることです

一方、デメリットとしては必ずしも切り替えたから安くなるとは限らない点や、プランの少なさなどが挙げられます。

まだ新体制になってから間もないこともあり、これからサービスの幅などが増していく可能性は十分ある新電力会社なので、プランなどをよく確認して切り替えを検討してみましょう。

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