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転職エージェントは必要ない?使うべきか使わない方がいいか迷ったら

転職エージェントは必要ないと思っている人も少なからずいると思います。

もちろん、利用しないで転職する方法もありますが、利用しないデメリットも知った上で選択するべきでしょう。

このページでは、転職エージェントが必要かどうかを解説しています。また、使うべき人、使わないでも良い人がどのようなタイプなのか分かるように解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

目次

転職エージェントが必要ないケース

転職エージェントは利用したことのない人にとっては、分かりづらい部分や敷居が高いと感じてしまう部分もあるようです。

しかし、さまざまなサポートが受けられ、非公開求人を紹介してもらえることを考えれば、利用しない手はありません。

ただし、一概に転職といっても、年齢や地域、キャリアや仕事内容など、人によって大きな違いがあるということも考えておく必要があります。

それでは、転職エージェントは必要ないといえるケースは、どのような場合かを解説していきます。

転職したい地域によっては使う必要がない場合も

大手の転職エージェントでは地方の求人も保有していないことはないですが、大都市近辺の求人が多いです。

東京圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)や、大阪圏(大阪・兵庫・京都)をはじめ、名古屋や福岡など、都市圏にある企業への転職を考えている場合は、求人がマッチングされやすいので利用すべきだと言えます。

一方で地方での転職、かつ比較的小規模の事業所で仕事をしたい場合は、転職エージェンントが必要ない場合もあります。

転職エージェントも運営年数が長くなってきましたので、地方の求人も増えてはいるのですが、地域によっては、ハローワークで探したほうが良いケースも多いです。

リクナビNEXT』のような求人サイト型の転職サイトで探しても、求人数が少ない地域は、転職エージェントを利用しても選択肢があまり増えないことも考えられます。

地方で転職先を探す場合は、ハローワークと併用するなど工夫が必要になるでしょう。

地方で転職エージェントを利用したい場合で大手転職エージェントでは満足がいく求人紹介を受けられなかったという場合は、地域密着型の中小エージェントを利用する手もあります。

しかし、見つけるのは大変なので、『マイナビエージェントサーチ』のような中小エージェントとのマッチングを行ってくれるサイトを利用することも検討すると良いでしょう。

  • 東京・横浜・大阪・神戸など大都市部の場合・・・転職エージェントを使うべき
  • 中規模の都市の場合・・・転職エージェントを利用してみて判断
  • 地方の小さい都市の場合・・・転職エージェントが必要ない場合も。

年齢によっては使わないほうが良いケースもある

転職では20代から30代前半までが求人が多く、比較的転職しやすいですし、転職先の選択肢も多く、満足のいく転職を実現させやすいです。

一方で30代後半から、40代、50代と年齢を重ねるごとに求人自体が少なくなっていきます。

また、企業も若手より高い給与を支払うことになりますから、よりニーズにマッチした人材を確保したいと考えますので、誰でも良いという訳にはいかなくなります。

その分、企業のニーズに合わない求職者は転職エージェントでも良い求人の紹介が受けられず、転職が難しい状況になることがあります。

年齢が高くてもキャリアに自信がある人は、転職エージェントを利用したほうがいいです。特に年齢が高いほどマッチ度が重要なため、自分で探すよりピッタリの求人が見つかりやすくなるからです。

これらの事を踏まえて、おすすめは下記の通りです。

20代・若手のビジネスパーソン・・・基本的には売り手市場なので積極的に転職エージェントを利用すべき。転職エージェントを利用していまいちだと感じた場合は、「転職サイト」や「ハローワーク」などを併用する。

30代・・・経歴に自信のある場合は、迷わず転職エージェントを使うべき。紹介の案件が気に入らなければ、コンサルタントに流されずに他のエージェントにも相談する。転職エージェンとに断られたり、納得がいかない場合に転職サイトやハローワークを利用する。

40代・・・管理職の経験などがあり経歴に自信がある人は、転職エージェントを利用すべき。40代になって未経験の仕事に就きたい場合は、未経験職種に強いエージェントを使うのも良い。転職エージェントに3社以上断られてしまった場合は、転職サイトやハローワークを使った転職活動に切り替える。

50代・・・エグゼクティブや専門的スキルが高い場合、年収が高い場合などを除いて、転職エージェントの利用は難しい。自信のある人のみ、ハイクラス案件やエグゼクティブ案件に強い転職エージェントを利用し、その他の場合はハローワーク、転職サイトなどで転職先を探す。

自分のスペックでは紹介されない企業に直接応募したい

転職エージェントでは、利用者の経歴や希望条件から保有求人を紹介しますが、企業に紹介する前に社内選考を行うこともあります。

その場合、どうしても経歴が優秀な利用者が優先されてしまいがちですので、転職エージェントを利用しても応募すらできない企業が出てきてしまいます。

応募はできても、社内選考で落とされてしまえば企業に自分の履歴書・経歴書が届く前に選考から外れてしまいます。

反対に言えば、自分の市場価値に見合った求人を紹介してもらえるというメリットにもなりますが「どうしてもあの企業に行きたい」というような明確な目標がある場合は、直接応募のほうが可能性があるケースも存在するということです。

ただし、転職エージェントの社内選考に通過した人は、企業側も一定の信頼度がありますから、直接応募してきた人とは初めから評価の基準が違うということは理解しておいたほうが良いでしょう。

直接応募については下記のページも参考にしてください。

関連記事:転職エージェント経由と直接応募ではどちらが有利?落ちたら再応募もアリ?

転職エージェントを使わないほうが良い業界・職種もある

業界や職種によっては、転職エージェントではあまり求人がなく、転職がしづらいケースもあります。

求人サイトは、掲載に費用の掛かる求人方法なので、1人や2人ではなく、一括大量採用に向いていますし、ハローワークは無料で求人できるので、採用に費用を掛けたくない小規模の事業所や商店の求人には向いています。

そのため、求人サイトなら販売業や、不動産営業、飲食、サービス業、アミューズメント関連企業などの採用は多いですし、地場の中小企業や小規模事業などはハローワークでないと求人が出ていないことが多いです。

そういった転職エージェントでは扱わない、転職先を探している場合は、転職エージェントの利用は必要ないと言えるでしょう。

転職エージェントを使わない場合のデメリット

このページで説明したような場合に限っては、転職エージェントを利用しないほうが良いケースも有り得ます。

ただし、初めから求人数の多い転職エージェントが必要ないと決めつけるのは、可能性を狭めてしまうだけなのでおすすめできません。

特別な理由がなく、「なんとなく転職エージェントを使いたくない」と思っている人は、使わない場合のデメリットも考慮した上で、決めていくようにすると良いと思います。

転職エージェントを使わない場合のデメリットは下記のようなものが挙げられます。

  • 自分で転職先を探す必要がある
  • 良質な案件に出会う確率が少なくなる
  • 書類選考で落とされやすい
  • 面接スケジュールの調整を自分でしなければならない
  • 転職期間が長くなるケースがある

自分で転職先を探す必要がある

転職エージェントでは、希望に近い求人を紹介してもらえます。転職活動の中でも応募先を探す労力というのはかなり大きいものですし、市場価値に見合わない企業に応募しても応募の手間だけ掛かり、採用まで至らないケースが多くなってしまいます。

転職エージェントを利用するのであれば「受かる可能性の低い企業」は紹介されません。転職エージェントは採用されて初めて、企業から報酬を得られるビジネスなので、可能性の高い企業を紹介してくれます。

もちろん「もっとこういう条件の企業はないのか」といった相談は可能です。あなたの経歴や資質、能力を評価してもらえれば、より好条件の転職先を紹介してもらえるチャンスは広がります。

良質な案件に出会う確率が少なくなる

ハローワークは企業が求人を出すときに無料ですから求人がたくさん集まりますが、反面、業績が良い企業やお金をかけてでも良い人材を集めたいと考える企業は転職エージェントにマッチする求職者を紹介してもらおうとします。

もちろん、ハローワークに良い求人がないと言いたいわけではありませんが、転職エージェントに比較的良質な求人が集まりやすいというのも事実です。

できるだけ自分の希望に合う条件の良い企業に転職したいのであれば、転職エージェントの利用は必須です。

書類選考で落とされやすい

直接応募を繰り返す場合、市場価値望の条件ばかり追い求めてしまいがち。そうなれば、書類選考の通過率も下がってしまうことがあります。

転職エージェントは、企業に人材紹介するビジネスなので、内定の可能性がない企業は基本的には紹介されません。

良し悪しはありますが、無謀な応募が少なくなりますので、書類選考に通りやすくなると言えます。

面接スケジュールの調整を自分でしなければならない

自分で企業とコンタクトを取り「いついつに来てください」と言われた場合、「はい」と答えるのは簡単ですが、実際には仕事の都合で難しいケースも出てきます。

また、複数の企業の面接をこなすのに、仕事の都合や他の企業の面接などを含めてスケジュールを交渉していくのは結構骨が折れます。

転職エージェントでは、企業との間に入って調整してくれますので、自分の意見を伝えやすく、よりスムーズにスケジュールを決定していくことができます。

転職期間が長くなるケースがある

自分でたくさんの求人の中から転職先を探すというのは、大変なもので、すぐに決まれば良いですが、なかなか採用が決まらないようなケースでは、次の転職先を見つけるモチベーションもかなり下がってしまいます。

また、市場価値が探りづらいので、自分の市場価値に見合わない企業に応募し続けて、不採用を繰り返してしまうようなケースも目立ちます。

結果として、転職期間が長くなりがちです。

転職エージェントを利用する場合は、「受かる可能性がある企業」をしっかり紹介してもらえますから、転職活動の期間も短くなりやすいというメリットがあります。

転職エージェントが信用できない

転職エージェントが必要ないと言う人は、利用した経験から「信用できない」と感じている場合が多いです。

転職エージェントは担当の当り外れによって、印象や満足度は大きく違いが出てしまいます。

ですが、非公開求人の質や量の多さや、様々なサポートなど、使う前に必要ないと割り切ってしまうのは非常に勿体ないです。

当サイトでは、下記のページのように転職エージェントのネガティブな意見も取り上げていますし、対処法についても解説していますので参考にしてください。

関連記事:

転職エージェントが信用できないという人の体験談と対処法

転職エージェントが使えないと感じた時の3つの対処法

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まとめ 基本的に転職エージェントは使うべき

基本的に転職エージェントはメリットが多いので、利用することをおすすめします。

メリットについては下記のページを参考にしてください。

関連:転職エージェントを利用するメリット。使うべき8つの理由

転職エージェントを使わないほうがいいケース

  • 年齢が50代以降の人
  • 地方の企業で働きたい人
  • 大量採用系の仕事を希望する人

のみです。

年齢が50代以上でも、経歴が優れている場合は、転職エージェントを利用すべきでしょう。地方の場合は、まず転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

その上で、紹介できる案件が無かったり、少なかったりする場合は、求人サイトやハローワーク中心の転職活動にシフトすれば良いでしょう。

転職エージェントを使わない場合は、転職活動の期間が長くなることも想定して、余裕のある転職プランを検討し、在職したまま転職活動を進めるようにすることをおすすめします。

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