飛行機を利用せずとも、ANAマイルを貯めやすいANAカード。普段の買い物でANAマイルがザクザク貯まるので、陸マイラーの方から人気を集めています。
しかし、ANAカードの種類は数多く、どれがいいのか迷ってしまうでしょう。ANA発行のクレジットカードは全32種類もあります。
そこで今回は、おすすめのANAカードを8枚紹介。年会費無料~数万円程度するカードの中から、人気のANAカードを厳選しています。
特典・サービスについても詳しく紹介しています。各カードを比較して自分に合ったANAカードを作成してみてください。
おすすめのANAカード│各カードの特徴を比較
ANA JCBカード ZERO
- ANAカード唯一の年会費無料カード
- 「1P=5マイル」相当!移行手数料は0円
- 初回カード更新時に自動で一般カードに切り替え
ANA JCBカード ZEROは、ANAカードシリーズ唯一の年会費無料カード。18~29歳以下の方限定で作成できます。
マイル還元率は0.5%で、1,000円につき5マイル貯まる仕組みです。カード支払いで貯まる「Oki Dokiポイント」が毎月自動で移行されます。
ANAマイルへの移行手数料は0円。年会費無料でANAカードをお試ししたい方にピッタリの1枚です。
- フライトボーナスマイルで+10%付与
- ANAマイルへの移行手数料が無料
- 5年後にANAカード(一般)へ自動切換え
- 加盟店で100円または200円につき1マイル獲得可能
基本情報
年会費(税込) | 無料 |
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マイル還元率 | 0.5% |
国際ブランド | JCB |
入会・継続マイル | – |
フライトボーナスマイル | 10% |
申し込み条件 | 18~29歳以下の方 |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)
- 初年度の年会費無料
- PASMO一体型のANAカード
- 3種類のポイント・マイルが貯まる
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)は、PASMO一体型のANAカード。通常年会費は2,200円ですが、初年度は無料で利用できます。
カード会社ポイントの「Oki Dokiポイント」だけでなく「メトロポイント」も貯められます。
- 1乗車(平日):5ポイント
- 1乗車(土日):15ポイント
- 自動販売機利用(100円利用):1ポイント
- 店舗利用(200円):1ポイント
2つのポイントは、どちらもANAマイルへ移行可能。マイル自動移行コースで5マイルコースを選択した場合、移行レートは「1P=5マイル」です。
高1,000万円補償の旅行傷害保険が付帯しているところもポイント。万が一トラブルが起こっても、負担を減らしてくれます。
- フライトボーナスマイルは+10%
- 最高1,000万円補償の旅行傷害保険
- 年間最高100万円補償のショッピング保険
- 新規入会で1,000マイルプレゼント
基本情報
年会費(税込) | 2,200円 |
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マイル還元率 | 0.5% |
国際ブランド | JCB |
入会・継続マイル | 1,000マイル |
フライトボーナスマイル | 10% |
申し込み条件 | 18歳以上の方 |
ANA VISA Suicaカード
- 初年度年会費無料!マイル還元率0.5%
- Suica機能がひとつになったANAカード
- 「Vポイント」をANAマイルまたはSuicaへ移行可能
ANA VISA Suicaカードは、年会費2,200円(税込)のリーズナブルなANAカード。初年度は年会費無料で利用できます。
クレジットカードポイントとして貯まる「Vポイント」は、ANAマイルまたはSuicaへ移行可能。カード決済やSuicaへのチャージで大量にポイントを獲得すると良いでしょう。
マイル還元率は0.5%です。入会・継続ボーナスで1,000マイルがもらえます。
- 最高1,000万円補償の旅行傷害保険が付帯
- 入会・継続ボーナスで1,000マイルプレゼント
- ANAのパッケージツアーが5%OFF
- 国内線・国際線機内販売が10%OFF
- お子さんに持たせられる「ANA VISAプリぺイドカード」
基本情報
年会費(税込) | 2,200円 |
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マイル還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA |
入会・継続マイル | 1,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 10% |
申し込み条件 | 18歳以上の方 |
ANA JCB 一般カード
- 初年度の年会費無料
- 楽天Edy機能を搭載したANAカード
- 旅行傷害保険とショッピング保険が付帯
ANA JCB 一般カードは、年会費2,200円(税込)のスタンダードなANAカード。こちらも初年度年会費無料で利用できます。
カード本体に「楽天Edy」の機能を搭載しています。大手コンビニやスーパー、ドラックストアなどの加盟店で利用した場合、200円につき1マイル貯まる仕組みです。
- セブンイレブン
- ローソン
- イトーヨーカドー
- マツモトキヨシ
また、最高1,000万円補償の旅行傷害保険が付帯しているところもポイント。自動付帯なので、旅行代金の支払いに使用しなかった場合でもサポートしてもらえます。
旅行傷害保険が自動付帯なので、サブカードにもおすすめ。年会費が割安なので、負担になりにくいでしょう
- 最高1,000万円補償の旅行傷害保険が自動付帯
- 入会・継続ボーナスで1,000マイル獲得可能
- 初年度の年会費無料
- 楽天Edy機能つき!200円につき1~2マイル貯まる
- ANAグループ空港内免税店での5%引き
基本情報
年会費(税込) | 2,200円 |
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マイル還元率 | 0.5% |
国際ブランド | JCB |
入会・継続マイル | 1,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 10% |
申し込み条件 | 18歳以上の方 |
ANA VISA ワイドカード
- 入会・継続ボーナスで2,000マイル
- 最高5,000万円補償の旅行傷害保険が付帯
- 搭乗ボーナスマイルはプラス25%
ANA VISA ワイドカードは、ワンランク上のANAカード。「一般カードだと少し物足りないかも…」という方に最適だといえます。
たとえば、入会・継続ボーナスマイルで2,000マイル獲得可能。一般カードとの差は1,000マイルもあります。
国内・海外問わず、最高5,000万円まで補償してもらえる旅行傷害保険も付帯。ANA便の利用頻度が高い方に最適です。
- 国内・海外旅行傷害保険は最高5,000万円補償
- 入会・継続ボーナスで2,000マイル
- フライトボーナスで+25%のマイルを獲得可能
- ANAの各種パッケージツアーが5%OFF
- 国内・国際線の機内販売が10%OFF
基本情報
年会費(税込) | 7,975円 |
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マイル還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA |
入会・継続マイル | 2,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 25% |
申し込み条件 | 18歳以上の方 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
- 基本還元率0.5%!ANAグループで1.5倍にアップ
- 加盟店ならポイントとマイルをダブルで獲得可能
- 国内外29の空港ラウンジを無料で利用可能
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、特典が充実しているANAカード。国内なら最高2,000万円、海外なら最高3,000万円まで補償してもらえる旅行傷害保険が付帯しています。
搭乗前に優雅な時間を過ごせるのは、大きなメリットでしょう。同伴者の方も1名までなら、無料で入場できます。bal
入会後3ヶ月以内のカードご利用で、 合計18,000マイルがもらえるキャンペーンもあるので、興味がある方は、お早めに申し込むことをおすすめします。
- 入会・継続ボーナスで1,000マイル
- フライトボーナスマイルはプラス10%
- 最高3,000万円補償の旅行傷害保険が付帯
- 国内外29の空港ラウンジを無料で利用可能
- 海外旅行時に使える「手荷物無料宅配サービス」
基本情報
年会費(税込) | 7,700円 |
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マイル還元率 | 0.5% |
国際ブランド | AMEX |
入会・継続マイル | 1,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 10% |
申し込み条件 | 20歳以上の方 |
ANA To Me CARD PASMO JCB Gold(ソラチカゴールドカード)
- PASMO一体型のANAゴールドカード
- JCB提供のゴールドカード特典を利用可能
- 最高1億円補償の旅行傷害保険が付帯
ANA To Me CARD PASMO JCB Gold(ソラチカゴールドカード)は、PASMO一体型のANAカード。人気のソラチカカードにJCB提供のゴールドカード特典が加わって、グレードアップしています。
マイル還元率が1.0%なので、陸でもANAマイルを大量に貯められるでしょう。入会・継続ボーナスや、フライトボーナスでもらえるマイルも多く、より積極的にマイルを貯めたい方にピッタリです。
年間最高500万円補償のショッピング保険も付帯。数あるゴールドカードの中でも、特典・保険が充実しています。
- 最高1億円補償の旅行傷害保険が付帯
- 国内主要空港+ハワイホノルル国際空港ラウンジを利用可能
- ビジネスクラス専用カウンターでチェックインが可能
- 年間最高500万円補償のショッピングガード保険
- 入会・継続ボーナスで2,000マイル
- フライトボーナスでプラス25%
- 「Oki Dokiポイント」のマイル移行手数料が無料
基本情報
年会費(税込) | 15,400円 |
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マイル還元率 | 1.0% |
国際ブランド | JCB |
入会・継続マイル | 2,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 25% |
申し込み条件 | 20歳以上の方 |
ANA VISA ワイドゴールドカード
- 常時1.0%還元!ANAマイルがザクザク貯まる
- 最高5,000万円補償の旅行傷害保険が付帯
- 空の旅に役立つゴールド特典を利用可能
ANA VISA ワイドゴールドカードは、マイル還元率が常時1.0%のANAカード。カード会社ポイントからANAマイルへ「1P=2マイル」のレートで交換できます。
還元率だけでなく、ゴールド特典も人気の理由です。
- 空港ラウンジサービス
- ドクターコール24
- ゴールドデスク
- 情報誌「VISA」無料購読
上記に加えて、最高5,000万円補償の旅行傷害保険と、年間最高300万円補償のショッピングガード保険が付帯。充実した保険と特典があれば、いつもより旅行の質を高められるでしょう。
年会費に対する割引特典もあります。上手に使えば年間10,450円で利用できるコスパ抜群のANAカードです。
- 入会・継続ボーナスで2,000マイル
- 搭乗ボーナスでプラス25%
- 最高5,000万円補償の旅行傷保険が付帯
- 空港ラウンジサービス
- 年間最高300万円補償のショッピング補償
- ドクターコール24
- 情報誌「VISA」無料購読
基本情報
年会費(税込) | 15,400円 |
---|---|
マイル還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA |
入会・継続マイル | 2,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 25% |
申し込み条件 | 20歳以上の方 |
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- 毎年10,000円相当のANAスカイコインを獲得可能
- 最高1億円補償の旅行傷害保険が付帯
- 貯まるポイントの有効期限は無期限
ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、特典・付帯保険が豪華なANAカード。もちろんANAマイルもザクザク貯まります。
空港ラウンジサービスや手荷物宅配サービスなど、空の旅に役立つ特典が満載です。AMEXならではの「スマートフォン・プロテクション」も注目を集めています。
スマホが故障した際に、最大3万円まで補償してもらえるサービスです。旅行以外にも使える特典が多い、優秀なANAゴールドカードだといえます。
- 最高1億円補償の旅行傷害保険が付帯
- 最高3万円補償の「スマートフォン・プロテクション」
- 国内外29の空港ラウンジを利用可能
- 入会・継続ボーナスで2,000マイル
- 年間最高500万円補償の「ショッピング・プロテクション」
- キャンセル費用を補償してくれる「キャンセル・プロテクション」
- 国内線・国際線の機内販売が10%OFF
基本情報
年会費(税込) | 34,100円 |
---|---|
マイル還元率 | 1.0% |
国際ブランド | AMEX |
入会・継続マイル | 2,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 25% |
申し込み条件 | 20歳以上の方 |
ANAカードのメリット5選
ここからは、ANAカードの代表的なメリットを5つ紹介。具体的なメリットを知って、ANAカードの魅力を最大限に引き出しましょう。
- 陸マイラーとして活動できる
- ボーナスマイルを獲得できる
- ANAグループをお得に利用できる
- 自動付帯の旅行傷害保険がついている
- ANAマイルの使い道が豊富にある
陸マイラーとして活動できる
ANAカードのマイル還元率は0.5%以上。一般的なクレジットカードとは違い、生活費や日用品の購入で効率よくマイルを貯められます。
そのため、陸マイラーを目指す方にピッタリです。飛行機を利用する機会が少ない方でも、大量のマイルを貯められます。
陸マイラーとは、店舗での買い物や生活費の支払い、ネットショッピングなどで上手にマイルを貯める人のことです。
たとえば、1ヶ月に10万円分ANAカード使用した場合、1年間でどのくらいマイルが貯まるのかチェックしてみましょう。
ANAカード 一般 | ANAカード ゴールド |
---|---|
マイル還元率:0.5% →6,0000マイル | マイル還元率:1.0% →12,000マイル |
一方、一般的なクレジットカードのマイル還元率は、0.5%以下の場合がほとんどです。ANAカードほど大量にマイルを貯められません。
ANAカードは、飛行機を利用する機会が多い方だけでなく、2~3年に1回程度しかANA便を利用しない方にもおすすめです。
ボーナスマイルを獲得できる
ANAマイルを作成すると、ボーナスマイルを獲得可能。ボーナスマイルの種類は大きく分けて2種類あります。
- 入会・継続ボーナス
→入会・継続時に獲得可能 - フライトボーナス
→ANA便の利用時に獲得可能
入会ボーナスは、カード発行時にもらえるマイルです。継続ボーナスは、年会費をカード会社指定の期日までに支払うともらえます。
ANAカードの種類 | 入会ボーナス | 継続ボーナス |
---|---|---|
一般 | 1,000マイル | 1,000マイル |
ゴールド | 2,000マイル | 2,000マイル |
プレミアム | 10,000マイル | 10,000マイル |
一方、フライトボーナスは、ANA便を利用する時にもらえるマイルです。通常のフライトマイルに加えて、カードごとの積算率で計算された分のマイルをもらえます。
フライトボーナスの計算方法は「区間基本マイレージ」×「クラス・運賃倍率」×「カードごとのパーセンテージ」です。
カードごとのパーセンテージは以下をご参照ください。
ANAカード | パーセンテージ |
---|---|
一般 | 10~25% |
ゴールド | 25% |
プレミアム | 50% |
ANAグループをお得に利用できる
ANAカードには、ANAグループで使える特典がたくさんあります。空港や提携店舗をお得に利用できる割引特典が満載です。
- 空港内免税店での割引
→5~10%OFF - 高島屋SHILLA&ANAでの割引
→5~10%OFF - 国内線・国際線の機内販売割引
→10%OFF - 空港内店舗「ANA FESTA」での割引
→5%OFF - 「ANAショッピング A-style」での割引
→5%OFF - 成田空港でのパーキング割引
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでの優待
- ビジネスクラスカウンターでのチェックイン
- 国内線ANAラウンジのご利用
免税店や機内販売がお得になるだけでなく、ホテルやデパートに対する特典もあります。
なお、割引率や付帯特典は、ANAカードのランクによって異なります。年会費とのバランスを考慮しながら、自分に合った1枚を作成してみてください。
空港で使える割引特典は、一般カードでも利用可能。割引率は5%です。
自動付帯の旅行傷害保険がついている
ANAカードの旅行傷害保険は自動付帯です。旅行代金をANAカードで決済しなかったとしても、保険が適用されます。
旅行時のトラブルに対する保険のことです。旅先でのケガや入院に対する治療費や、誤ってモノを破損した場合の修理費を補償してくれます。
一般・学生カードからワイド・スーパーフライヤーズカードまで、すべてのカードで手厚い旅行傷害保険を利用可能。国内・海外旅行のどちらに対しても補償してくれます。
国内旅行傷害保険 | |
---|---|
一般・学生 →最高1,000万円補償 | ワイド・スーパーフライヤーズ →最高5,000万円補償 |
海外旅行傷害保険 | |
一般・学生 →最高1,000万円補償 | ワイド・スーパーフライヤーズ →最高5,000万円補償 |
ANAマイルの使い道が豊富にある
ANAマイルの使い道は豊富にあります。有効期限は約3年間あるので、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。
ANAマイルの有効期限は、利用月から数えて36ヶ月目の月末までです。
たとえば、2024年6月のカード利用で獲得したマイルは、2027年の6月末まで有効。7月1日から失効してしまいます。
また、代表的なマイルの使い道は以下の通りです。
- 座席のアップグレード
- クーポン・商品券と交換
- 他社ポイントと交換
- 国際線の超過手荷物料金に充当
- 特典航空券と交換
- パッケージツアー料金に充当
- 提携ホテルで利用
まとめ
ここまで、おすすめのANAカードを8枚紹介しました。空だけでなく、陸でもANAマイルを貯められる人気カードを厳選しています。
- 年会費
- マイル還元率
- 特典・サービス
- 付帯保険
- ボーナスマイル
実際にANAカードを選ぶ際は、上記5つのポイントをチェックしましょう。ANA便の利用頻度を考慮しながら、自分に合ったANAカードを選択してみてください。
ANAカードをお試ししてみたい方には、年会費無料の「ANA JCBカード ZERO」がおすすめです。